2008年09月22日

出題の趣旨 雑感

新司法試験の出題の趣旨がようやく公表されましたね。
http://www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/h20kekka01-8.pdf

早速自分の答案の筋と比較してみます。

憲法
やはり、検閲・事前抑制は不要だったようだ。
しかし、試験委員の求めていることが多すぎ、難しすぎてワロタ。
そして、謎なのは以下の記述。
「求められていることは、上記の問題点を全て挙げることではない。…(受験生が)重要であると思う複数の問題について、説得力のある主張を展開することが求められている。」
こうあるくせに、「試験委員が重要であると思う問題」には高い配点が振ってあり、
それでばっちり合否をつけてくる。
訳分からんことを書く前に、採点基準を公開しろ、と言いたい。
自分の答案は、拾えているものも拾えていないものもあるが、
評価不能だ。

行政法
設問1
そこそこできた?民事差止めは思いつかなかった。

設問2
雑ながらもそこそこできた?

民法
設問1小問(2)の「売り主に目的物の所有権の登記が求められること」を書き落とした以外は、よくできたっぽい。

会社法
難しすぎ。笑うしかない。
設問1、株式交換の問題点の指摘が不十分。
設問2、乙社に対する責任追及の手段の摘示が不十分。
おそらく、8科目中最も出来が悪い。
が、全受験生の出来も最も悪いのだろう。

民訴
途中の書きっぷりに不安は残るが、出題趣旨は外していない。

刑法
概ねよし。余事記載は多いが。
ただ、最後の罪数・共犯の成立範囲で、
筆が滑って余計なことを書いてしまったため、減点されたと思う。

刑訴
設問1、321条1項3号の解釈、要件該当性に絞って書いて欲しかったのね。
余計なこと(伝聞証拠該当性、323条3号)をたくさん書いた上、
解釈論、事実の摘示・評価でも不十分かも。
その他、再伝聞は問題なし。
設問2は問題なし。
やはり現行犯逮捕、差押えは不要だった。

知財
特許
設問1で、専用実施権の登録の有無で場合分けは不要だったようだ。
これはラッキーだったとしか言いようがない。
その他は、大外しも大当たりもしていない感じかな。

著作権
38条4項を落とした以外は、概ねよし。
というか、38条4項落としが痛すぎ。


改めて見てみると、司法試験の難しさを感じる。
特に憲法、これは本当に訳が分からん。対策不能。恐ろしいの一言だ。
来年受けなくていいのが本当に嬉しい。

うちの実家に成績通知書が届くのは25日かな。
待ち遠しい。
posted by sun at 13:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 新司を振り返る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/106960627
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。