2008年07月31日

僕の採ってきた勉強方法(総論)

これからは、僕が新司法試験の勉強をするにあたって、実際に行ってきた工夫について書いていきます。今回は、その総論的なことを。

勉強方法の考え方については、先日紹介したFootprintsというblogで、非常に分析的に書かれています。僕も総論的にはこの方の書かれる通りだと思います。そこで、当blogでは、この方の考えの総論部分を大幅に参考にさせていただいた上で、若干の僕の考えを書かせていただきます。
なお、Footprintsさんでは、「方法論を考える」と、「論文力(1)〜(5)」というエントリーで書かれてありますので、まずはそちらをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/redips/20071011/1192067037
http://d.hatena.ne.jp/redips/20071012/1192116169


まずは、何をもって「勉強の成果」が出た、と捉えるかについてですが、新司法試験の合格を唯一無二の目標とする当blogでは、「テスト(ローの試験、模試)の点数」だと考えます。勉強の成果を「知識量」や「議論の強さ」などという数値で測れないもので捉えてしまいますと、司法試験合格という目標に対しての自分の現在地点を正確に知ることはできませんし、また、自分の勉強方法の妥当性について真摯に反省する機会を失ってしまいがちです。新司法試験でも、短答と論文の結果を点数化した上で合否が決められていますので、普段の勉強においても、テストの点数を勉強の成果の指標とすべきです。
そこで、当blogでは、勉強の成果=点数を測るためになるべく多くの試験を受けることをオススメします。自分の方法論の正しさをモニタリングするためには、テストの点数という数値を見ていくしかありません。短答式については、少なくとも9月、12月、3月のTKC模試と4月の短答模試を、論文式については、各ローの期末試験に加えて、各予備校の答練、直前模試を受けていった方がいいと思います。模試を受けることで、試験慣れして、試験に関する「能力」を上げることもできますしね。

以上を前提として、当blogでは、勉強の成果(点数)を導く公式を、
勉強の成果(点数) = 能力 × 勉強時間 × 効率
と考えたいと思います。以下では、そのそれぞれについて若干の説明をします。

まず、新司法試験で要求される能力としては、短答・論文に共通するものとして、記憶力、事務処理能力、読解力、論文に要求されるものとして、問題分析力、文章表現力、筆力があると思われます。(その他の要素もあるかもしれませんが、とりあえず今思いつく限りで挙げました。)これらは、各人の素質によるところが大きいかもしれませんが、後天的に鍛える余地も十分にあると思います。

次に、勉強時間が多ければ多いほど点数が伸びるというのは当たり前ですね。時間の有効活用という点については、既に多くの書籍などで書かれています。

最後に、効率については、さらに方法論と集中力という要素に分けられると思います。いくら勉強時間を増やしても、方法論がまずければ成果は上がりませんし、また、集中力がなければ知識などの定着率は上がりません。

以上をまとめると、勉強の成果(点数)を上げるためには、能力、勉強時間、効率という要素を最大化する方法を考えた上で、後はそれをひたすら実行すればいい、ということになります。(ただ、「ひたすら実行する」ということは「言うは易く行うは難し」ですので、実行力という要素を付け加えてもいいかもしれません。)


※10月31日追記
申し訳ありませんが、各論の記事は書かないことにします。その他の記事で代用ということにします。
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2008年07月29日

就職活動の終わり

先週、某法律事務所から内定をいただきました。

就活を始める前は、就職できないことへの不安が非常に強かったのですが、
希望の事務所から内定をいただけて、
本当にホッとしています。
僕は本当に幸運だと思います。

これで、僕の就職活動は終わりです。
僕のことを高く評価してくださった先生方の期待に応えられるよう、
これからもしっかりと頑張っていかなければならないと思います。
posted by sun at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

勉強方法を考える上で役立った本

僕は、かなりの「勉強方法マニア」ですので、相当たくさんの勉強方法本を読んできました。今回は、その中で特に参考にしたものを3冊紹介します。ただ、これらは現在手元になく、記憶に頼って書いていますので、多少割り引いて読んでください。


図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる! 椋木 修三
僕が最も参考にしたのがこの本です。これをベースに勉強方法を構築しました。この本の基本コンセプトは、「とにかく繰り返す」、「分からなくても先に進む」、「そうしたらそのうち分かるようになる」です。これを、ある程度愚直にこなしてきたことが、ローでそこそこの成績を残しながら、そこそこの短答式の結果を出せたことに繋がったと思っています。
個人的な印象ですが、いわゆる「あまり要領のよくない人」に限って、1つの問題について完全に理解するまで先に進まず、結局全体の点数が伸びない、という事態に陥っているような気がします。ローでの成果の評価の大部分は、所詮ペーパーテストの結果です。限られた時間で最大の結果を出すためには、細かいことにはあまりこだわらず、最低限記憶・理解すべき事項(これが多いので大変なのですが)を、テストで点が取れる程度に仕上げればいいのです。ロースクールでは、このような割り切りが必要だと思います。(もちろん、1つの問題を深く考えることを否定しているわけではありません。何事にも優先順位があるということです。)
この本についての詳しい書評が、こちらにあるのでぜひご覧ください。
マインドマップ的読書感想文


「速読勉強術」 宇都出雅巳
最初に紹介した本と、基本コンセプトは似ています。が、それをさらに進めまくって、「覚えてなかろうが、理解できてなかろうが、とにかく先に進めて、何度も何度も繰り返す(高速大量回転)」というのが基本コンセプトとなってます。詳しい書評は、また、「マインドマップ的読書感想文」さんにありますので、ぜひご覧ください(丸投げの連続で申し訳ありません)。ちなみに、先日紹介した、arisugawajuriさんもこの方法論に則っておられます。僕は、arisugawajuriさんのblogでこの本を知って、速攻で購入しました。
なお、僕はこの本で書かれてあるほど「高速大量回転」を徹底できませんでした。重要部分については、ある程度意識して記憶した方が論文対策としては効果的だと考えたからです。また、教科書や判例の文の運びを身につけるためにも、高速すぎるのは考えものかな、と思っていました。


最短で結果が出る超勉強法 荘司 雅彦
司法試験受験生としては、やっぱり司法試験合格者の書いた本が読みたい!ということで、この本を選びました。著者は、司法試験に2年で合格された方です。そこで得た方法論と、ご自身の娘さんの中学受験を指導した経験を踏まえて、この本をまとめられたようです。その方法論は、1冊目で紹介した本と結構似ています。こちらは、司法試験受験の体験談が含まれているので、興味深く読めますね。
詳しくは、また「マインドマップ的読書感想文」さんの方をご覧ください…。(何度も何度も本当に申し訳ありません…。>blog主様。)


以上の3冊が、僕が特に参考にした勉強方法の本です。有名なものばかりですね。やはり売れる本には、理由があるのだと思います。
また、これらの基本コンセプトは非常に似ています。
それは、効率よく試験勉強を進めるためには、
「とにかく何度も繰り返すこと」
そして、何度も繰り返すためには、
「分からなくても先に進めること」(今は分からなくてもそのうち分かるようになる)
です。
なお、僕は、それをさらに進めて、「それでも分からなければ、そこはそもそも理解する必要のないところだから気にしなくてよい」と考えていました。
勉強はしているつもりなのに、なかなか点数が伸びない、という方はぜひ参考にしてみてください。


おまけ
大人のための勉強法
大人のための勉強法−パワーアップ編 和田秀樹
試験後になって読み始めた本、というより現在進行形で読んでいる本です。なぜか後者の本から読み始めて、今は前者の途中です。精神科医である著者が、認知科学などの学問的見解を踏まえた上で、自分の経験を交えて、勉強方法やモチベーションの維持方法などについて考察した本です。ハウツー本としては、先の3冊の方が分かりやすいのですが、読み物としてはこちらの方が圧倒的に面白い。時間がある方は、ぜひ手に取ってみられるといいと思います。

とりあえず、今回はこれくらいで。次回は、僕が具体的にどんな方法で勉強していたかを書いてみたいと思います。体系的にまとめるのは大変なので、思いついたことから少しずつということで…。
posted by sun at 23:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 勉強方法について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月24日

お世話になったblogの紹介

これから少しずつ、勉強方法についてまとめていきます。まだ合否も分からない段階で、偉そうに書くのは正直恥ずかしいのですが、興味のある方は、生暖かく見守ってやってください。落ちていたら、即刻削除しますので…。

さて、僕のとった勉強方法について触れる前に、参考にさせていただいたblog、本をご紹介します。
僕は、かなりの数の司法試験受験生のblogを見させていただいていました。その中には、非常に優れた方法論を公開されている方もいらっしゃって、僕も大いに参考にさせていただいていました。僕が合格できていたとすれば、その方々のおかげだと思っています。

(7月25日、1件のblogを追加)

参考にさせていただいたblog

miscellaneous : blog
http://misc.jugem.cc/
平成16年度の(旧)司法試験に合格されて、現在は裁判官を務めておられる方のblogです。「戦略的学習方法」について述べられており、特にマインドセット、スケジューリングについての考え方が非常に参考になります。ただ、旧司法試験の対策を念頭に置いて書かれていますので、新司法試験対策としては若干のアレンジが必要です。なお、僕が旧司法試験に挑戦しているときには、記事からコメント欄まで全て読んだ上、プリントアウトしたものを持ち歩いていました。

会社法であそぼ。
http://kaishahou.cocolog-nifty.com/blog/
説明は不要ですね。超有名blogです。

Absolute BLue
http://blog.livedoor.jp/eiji_inose/
第1回新司法試験に上位合格された方のblogです。新司受験界では、言わずと知れた超有名blogですね。僕も、blog上で何度も質問をさせていただきました。僕の試験戦略は、この方のblogによるところが大きいです。

jurisan@hatena
http://d.hatena.ne.jp/arisugawajuri/
第2回新司法試験の合格者のblogです。短答式の勉強方法や、使用教材についてまとめておられます。この方にも、何度も質問させていただきました。「高速大量回転」を新司法試験に応用されており、非常に参考になります。

(7月25日追記。記事投稿時にはなぜか書き忘れていました。)
Footprints
http://d.hatena.ne.jp/redips/
第2回新司法試験を非常に(×10)優秀な成績で合格された方のblogです。法学セミナーの(確か法学教室でも)座談会でお話しもされています。理系出身のコンサルタントということもあってか、単なる体験談の紹介にとどまらず、非常に分析的に方法論を展開されています。


以上のblogを特に参考にさせていただいていました。その他にも参考にさせてもらったblogはあるのですが、挙げていくとキリがないので、控えさせていただきます。
また、どのblog主の方も、受験生に対して熱いエールを送ってくださっています。僕も勉強に苦しんでいたときには、何度も読み返して心の支えにしていました。本当に感謝しています。


次回は、参考にした勉強方法の本を紹介します。
posted by sun at 12:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強方法について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月20日

近況

久々の更新となってしまいました。
今は勉強をサボりまくりの毎日なので、
「勉強記録」blogとしては書くことがないという状況です。
見に来てくださっている方々には、
申し訳なく思います。

現在は、就活をしつつ、読書をしながら、
たまに勉強、そしてダラダラ、という感じの毎日です。

就活の方は、まだ内定は出ていません。
ですが、第一志望の事務所の結果がそろそろ判明する、
という状況です。
いい方に転がってくれるといいのですが…。

また、今住んでいるところが、図書館とブックオフのすぐ近く、
という恵まれた読書環境にあるもあって、
本をわりとたくさん読んでいます。
ジャンルにはこだわらず、面白そうだ、
と思うものを片っ端から借りて・買って、読んでみる、という感じです。
勉強・就活ばかりやっていると、
とかく視野が狭くなってしまいがちなのですが、
読書をしていることで、少しはそれも防げているのではないか、と感じています。


話は変わりますが、
出身ローから勉強方法説明会への参加依頼を受けました。
まだ結果も出ていない段階で勉強方法について話すのは、
落ちていたときのことを考えると少々怖いのですが、
先生が僕を指名してくださったとのことでしたので、
ぜひとも応えたいと思い、受けることにしました。

勉強方法については、相当に研究して、いろいろと考えてきましたので、
話すことには困らないと思うので、
これを機会に少しまとめてみようかと思っています。
また、せっかくなので、時間的な制約のためその説明会で話しきれない事項(スケジュール管理方法)について、このblogにのせてみようかと思います。
ただ、結果も出ていない段階では短答・論文対策の部分については
書くことは出来ませんが…。
posted by sun at 00:47| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月01日

肌で感じる就職難

大手と中堅の事務所説明会に行ってみました。
巷で言われている就職難を肌で感じてきました。

大手・中堅ともに、内定率はせいぜい数%といったところでしょうか。
新61期も相当に大変だとの話を聞いていますが、
新62期は間違いなくそれ以上でしょう。
(今年は、全ての受け入れキャパを足しても、
新司の合格率に及ばない恐れすらあるのでは)
はっきり言って、司法試験に受かるどころの騒ぎではありません。

これからは、「新司法試験合格」を能力証明書として、
サラリーマンとして働く道を選ぶ人も増えるのでしょう。
そして、その道を選ぶならば、
できるだけ早く決断をしたほうがいいのでしょうね。
posted by sun at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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